ペルレ最新コレクション「ラボ・ペリフェラル」日本上陸

「動く文字盤」という独創的な機構で名を知られる『Perrelet(ペルレ)]』の日本での正規ディストリビューターが、2021年10月から(株)オールージュに変更され、早速新しいコレクション「ラボ・ペリフェラル」3 種が導入された。

通常はケースバック側からしか見ることができないペリフェラルローターを、“ラボ・ペリフェラル デュアルタイム・ビッグデイト”では、時刻を読みながらローターの動きを楽しむことができる仕様になっている。この技術革新を可能にしたのは、ペルレの新世代の自社製自動巻きキャリバー P-421。180°回転するプレートセグメントのローターは、ムーブメントの外側に配置された「クロンヌ」と呼ばれる歯車に固定されており、ムーブメントの外側リムに配置されたピニオンと噛み合っている。ボールベアリング式のローターには、溝彫り装飾加工のねじ込み式プレートが取り付けられていて、シースルーのアワーリングからその動きを見ることができる。

ラボ・ペリフェラル デュアルタイム・ビッグデイト

1995 年、ペルレは世界初の“ダブルローター”と呼ばれるキャリバーの開発に成功した。これは自動巻きムーブメントのローターと文字盤側のローターを繋いだ他に類を見ないシステムだった。2009 年には『タービン』コレクションを発表。“ダブルローター”搭載ムーブメントからインスパイアされたこのコレクションは、文字盤上にセットされたプロペラ型ローターが超高速で回転した。2012 年には、ペルレが開発・製造を行なった初の自社製ムーブメント Cal. P-321 をほとんどのモデルに搭載することで、自立への道を歩む決定的な新たな第一歩を踏み出した。その後、Cal. P-321 をベースキャリバーに複雑機構を追加したムーブメントを製作。完全自社生産により、ペルレは創造的自由と時計製造における正統性の両方を獲得しつつある。

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