ヴァレンティノ(VALENTINO)の2021年フォールコレクション「ローマン パラッツォ」より、“レッドローズ”を飾ったコート「アトリエ ローズブロッサムコート」が登場する。
“レッドローズ”を現代に再解釈
ヴァレンティノが誇る“オートクチュール”を感じるアイコニックなレッドローズ。1959年発表のフラミンゴドレスを彩った、その代表的なクチュールコードは、いつの時代もハッと人々の視線を惹きつける、ドラマティックな表情を持ち合わせている。
そんなメゾンのコードが、時代を超えて現代のデイリーウェアの上で咲き誇る。燃え上がるほど鮮やかなレッドカラーのコート一面に広がるのは、美しい花びらを広げる大輪のレッドローズ。3本のリボンを縫い合わせ、特殊な方法でひねりながらローズの姿へと導くその過程には、職人たちの手作業と膨大な時間を駆使したメゾンの伝統的なクラフトマンシップの物語が込められている。
スポーティーな要素もプラス
最後の一針まで丁寧に。完成したのは、クチュールピースのように、ドレッシーな表情を持つトーンオントーンのアウターだ。それでいて現代のムードも閉じ込めた新作ピースには、通気性の良いメッシュ素材、首元をキュッと調節できるドローコードを採用するなど、実用的かつスポーティーな要素を融合させているのも印象的である。
作成過程も公開
なおヴァレンティノは、アウターが完成するまでの作成過程も、動画で公開している。